1998-04-10 第142回国会 衆議院 商工委員会 第8号
○西川(太)委員 実は、かく言う私も、学生時代に乾繭相場というのをやったのですよ。自分の経験からいくと、毎日短波放送を聞いて、けい線を引いて、今大学の教授になっている人と三人でやったのですが、もうけたのです。御多分に漏れず損をするのじゃなくて、私はもうけた。すぐやめましたけれども、そのときの経験で、業界に客殺しなんという隠語があるのですよ。
○西川(太)委員 実は、かく言う私も、学生時代に乾繭相場というのをやったのですよ。自分の経験からいくと、毎日短波放送を聞いて、けい線を引いて、今大学の教授になっている人と三人でやったのですが、もうけたのです。御多分に漏れず損をするのじゃなくて、私はもうけた。すぐやめましたけれども、そのときの経験で、業界に客殺しなんという隠語があるのですよ。
第三に、附則において、農畜産業振興事業団の業務のうち、価格安定措置の実施に必要な国産生糸の買い入れ、売り渡し等の業務及び委託を受けて行う乾繭の売り渡しの業務等を廃止することとしております。 以上が、この法律案の提案の理由及び主要な内容であります。 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
第三に、附則において、農畜産業振興事業団の業務のうち価格安定措置の実施に必要な国産生糸の買い入れ、売り渡し等の業務及び委託を受けて行う乾繭の売り渡しの業務等を廃止することとしております。 以上が、この法律案の提案の理由及び主要な内容であります。 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
○政府委員(高木賢君) 輸入乾繭の関税割り当て数量につきましては、製糸業者の側から見ますと国産繭とあわせて必要な原料繭を確保するという点から適正に設定されるべきものであろうと思います。その際には、製糸の経営安定、操業度の確保という観点も重要なポイントだろうと思っております。
また乾繭関係につきましては四つの取引所があるわけでございますが、これらをそれぞれ東と西の二つずつということでございまして、横浜の生糸取引所と前橋の乾繭取引所の合併、それから神戸の生糸取引所と豊橋の乾繭取引所との合併ということにつきましても現在事務的な協議を進めているという段階でございます。
結果的にこれは失敗に終わったというふうに報道されているわけでありますけれども、このシステムによりますと、製糸業界に乾繭の輸入を少しふやすとか大分ふやすとか、あるいは織物業界には輸入生糸の数量をふやすとか、そういうことだというふうに言われています。
乾繭について見ますと、乾繭全体の流通量を勘案しまして、いろんな品質の現物取引が行われておるわけでございますが、なるべく多くの供用品を受け渡しできるようにしておくようなことが必要であるというふうに我々考えておるわけでございます。 最近の乾繭取引所におきます現物の受け渡しの状況について見ますと、御指摘の四等の特Aと特Bの規格の占める割合が一五%。ぐらいになっております。
○林紀子君 実際の生糸にどういう品質でなるかどうかということよりも、乾繭取引所に持ち込まれて投機の対象になるということが非常に大きな問題だと思うわけです。
○政府委員(上野博史君) 先ほど乾繭取引所へ流用しないようにという指導をしているものとして、私くず繭というふうに申し上げたかと思うのでございますけれども、繰糸できる繭を乾繭取引所に回さないように、流用しないようにということでございますので、ひとつお許しをいただきたいと思います。
今回の糸価暴落の要因は、乾繭、自生地などの偽装輸入並びにくず繭などの本来の目的を逸脱した流通が原因ではないかというふうに見られているわけであります。 そこで、以下四点について、善処方の要望がされているわけであります。 一つは、くず繭と称して優良繭が輸入されていると言われているが、もしそうならこれを断固取り締まるよう行政指導をしてほしい。
○武智政府委員 乾繭取引の問題につきましてお答えいたしたいと思います。 最近、受け渡し供用品として定められております等級間格差が、実際の市中での取引よりも格差が違ってきておるというような実態も出てきておりますので、現在乾繭を取り扱っております前橋とそれから豊橋の二つの取引所におきまして、この問題について検討いたしております。
そこで、生糸とか乾繭についてはそういうことで輸入一元化がなされておる、こういう事情がございますけれども、問題は、最近非常に織物の製品輸入がふえている、こういうふうにお聞きをしているわけであります。これはどこからどういうふうに入ってくるのか。
仮に乾繭なり生糸なりの商品市場というものがなくなってしまいますと、養蚕連にしましても、あるいは製糸にしましても、生糸問屋にしましても、輸入商社にしましても、リスクヘッジの場あるいは適正な価格の先行指標の場というものを失ってしまいまして、大変困惑した事態を生ずるということになると考えております。
その繭価と申しますのは、当該生糸価格、その生糸価格から逆算した繭価の生糸価格でございますが、これは前の出回り期中心日の前後三週間の生糸取引所の価格の平均値をとっているということでございまして、仮に乾繭の取引所なり生糸の取引所が今なくなったとすれば、こういったところはリスクヘッジなりあるいは価格の指標を見失うということになりまして困ったことになる。
それから、なお繭糸価格安定制度ないしは一元輸入制度と生糸及び乾繭の商品取引所の関係につきましては種々御議論があるわけでございますが、ただ現実に、例えば生糸の現物取引につきましては横浜、神戸の問屋協会が毎日定めておりますけれども、その価格というのは両取引所の当限価格の平均値でございます。
問題が多いということは今も大臣もお認めになったわけでございますが、総理として、生糸あるいは乾繭等の先物市場のあり方を見直すべきではないか、こういう指導をすべきではないかと思うので、お答えを願いたいと思います。 同時に、実はこれも決算委員会、去年の四月二日でありますけれども、宮澤大蔵大臣に私はこういう質問をしておるのです。
そういう上に立って乾繭、生糸、こういうものを見ていきますと、国内の繭生産というのは三万トンを割り込んでおります、落ち込んでいます。
通産もありますし、大蔵省も先物をやっておりますけれども、特にその中では農水省所管の先物市場の実態は非常に前時代的でおくれている、このまま放置をすれば時代から取り残されて崩壊することは明らかであるという立場で私は言っておるわけですが、最近取引所の方も、生糸、乾繭の取引所でありますが、ようやくルール違反の取引員を処分をしておるわけであります。しかし、その内容は十分とは言えません。
○草川委員 私がなぜこの質問をしたかといいますと、ことしの三月二十日付で「生糸・乾繭取引所の市場管理に関する質問主意書」というのを私は政府に出したわけです。
○草川委員 ですから、生糸ばかりではなくて乾繭の取引所の問題も通じて取引員というのは同じですから、我々が質問したことについては農水の行政として一元的に判断をしてこれから答弁していただきたい、こう思うのであります。これを聞いて、ほかのことだから答えないという態度では蚕糸行政というものは改善されぬと私は思うわけであります。
○中村説明員 取引所の指示事項につきましては、適正な市場管理を図るという観点から、同じ繭糸である乾繭の例をも参考として決定したものである、かように承知をいたしております。
○谷野(陽)政府委員 ただいま御指摘がございましたように、昨年来、生糸あるいは乾繭の市場におきまして取り組み高が大変多いというような状況があったわけでございます。
昨年来、乾繭あるいは神戸、横浜の生糸市場において非常に激しい仕手戦が行われて、市場が混乱をしておると言われております。私もその点については、正常化すべきではないかというような質問書での申し入れを何回かしておるわけでございますが、その市場の動きあるいは現状についてどのように考えておみえになるか、お伺いしたいと思います。
私は、昨年来六回にわたりまして、蚕糸価格政策並びに生糸、乾繭の各取引所における違法行為について、質問主意書で政府の見解をただしてまいりました。その上に立って一歩進んだ質問をきょうはさせていただこう、こう思います。
いいですか、 ところがもう一つ問題は、実はこの生糸の市場あるいは前橋、豊橋の乾繭市場という先物取引市場がありまして、ここでこの制度を利用して大変な仕手戦が行われていることは御存じのとおりであります。これはまた今後非常に重要な問題になってくると思うのです。
○政府委員(鴻巣健治君) 本件は、私の知っている限りにおいては、もう既に昨年Aさんという方とその弁護士の方が私どもの役所の方にお見えになっていろいろ事情についてお述べになりましたので、当時前橋乾繭取引所の常務理事も立ち会っておりましたが、前橋の乾繭取引所での調停委員会で早速取り上げて問題にしなきゃいけないということを私どもの方でも勧め、今お話しのAさんの方もじゃ早速前橋の方でやろう、乾繭取引所へ持っていって
○政府委員(鴻巣健治君) 農林水産省の対応といたしましては、六十年の九月に乾繭取引所の理事長に対しまして、乾繭の価格形成と売買取引の公正を期するために適正な市場管理を行うように指示いたしますとともに、取り組みの状況に応じて臨時増証拠金の増徴あるいは大口委託者からの建て玉報告の聴取など、市場管理の適正化について指導いたしました。
その間に何回となく役員がかわりまして、取締役に名前を連ねているいわゆる豊田関連の方々が入り込んでまいりまして、ここで綿糸、毛糸、ゴム、乾繭、生糸、小豆、大手亡というのですか、それから輸入大豆、砂糖、粗糖、こういう取引をしておるわけでございますが、この山元専務の机の中には、この小山という社長がやめられておるわけでございますが、ここに二千万の退職金を十二月二十三日付に払ったというような退職金の支払いの写
だから、それが怖いものですから農林水産省も、例えば、今これは申し上げますが、六十年九月五日、つい最近の話ですよ、前橋の乾繭取引所あるいは豊橋の乾繭取引所の理事長の名前で、売買取引の自粛についての通達を出しているのです。この通達の内容の要点は、不公正な売買取引の制限にかかわる規定が適用される事態が発生しないようにお互いに気をつけようやといって自主規制をやっているわけです。
さらに、乾繭市場につきまして指摘がございましたけれども、乾繭市場につきましては、八月末から九月にかけて上昇を続けておりまして、二日連続でストップ高をつけることになったという事情がございまして、このような急激な価格の変動といいますものは健全で秩序ある商品市場を確保する上で好ましくないということでございまして、両乾繭取引所、先生の御指摘のとおり新たに買いあおるというようなことがないように売買取引の自粛を
五十八年の六月二十三日、前橋の乾繭取引所、これも山文ですが、これに対して、去る六月十日の強引な買い手口、大阪からの振り込みのようですが、これが定款の信義則違反に該当するとして五日間の売買停止の処分。こういうふうなことがこのあいさつをされた後も絶ちませんから、豊田玉についてこういういかがわしいものをしちゃならぬということで処分までしておる。この事実の確認を求めたいと思います。
そしてまた最近では依然として小豆相場あるいは乾繭、繭ですね、そういう相場に手を出して、まあ百億を超すぐらいの損をしておる。だから重役の皆さんが永野会長に、月給をたとえ四千万円もらってもいいから相場から手を引いてもらいたいと言ったと言われておりますけれども、その点、石川さんどうでしょう、そういうことはございましたか。
○草川委員 私は豊田商事の金が乾繭相場に入っておるというところまでまだ発言をしていないのです。先取りをされて発言をされておみえになりますが、実は私きのう国会におりまして、相場の方々からすごい電話がじゃんじゃん入ってまいります。
先般、先生からの御指摘もございまして、農林水産省といたしましても、今月の初めでございますが、前橋、豊橋の両乾繭取引所に対しまして、商品取引員の調査をするように指示をしたわけでございます。
それから最近、六月に入りまして乾繭と小豆の相場が高騰しておるわけでございます。乾繭の六月相場につきましては、これは御承知のとおり繭の端境期に当たるわけでございまして、それにつきまして一般投機家の思惑から買い人気が強くなっている、このように考えておるわけでございます。